木材・木造建築物担い手(学生)育成連続講座事業の概要
- 戦後、RC造やS造の普及に向けて大学等の高等教育が、担ってきた役割は大きく、今後の中大規模木造建築の普及のためには、木材・木造建築に係る基礎を学ぶ高等教育の場が必要とされています。しかし、今日の高等教育では、一級建築士受験に向けたRC造S造の教育に主眼が置かれ、「木質構造」や「木質材料」の講義をもつ大学やそれを専門とする教員を有する大学は少ないのが現状です。
- これまで大学等の高等教育は、体系的に木材・木造建築の人材を育成する講座等は、ほとんど存在していないために、木質材料や木材加工、木造建築といった職業領域の存在や魅力を知らずにいる学生も多いのが、現状です。
- 木材・木造建築の職域において、今後、高度化が予想される中大規模木造建築の実務にふさわしい担い手を育成することを目的として、木材・木造建築物担い手(学生)育成連続講座を全国で開催しています。
木材・木造建築物担い手(学生)育成連続講座検討委員会
- 木材・木造建築物担い手(学生)育成連続講座事業は、全国の各地域で幹事となる大学の先生による育成検討委員会で事業内容が検討され実施されました。
委員長 飯島 泰男 |
秋田県立大学 名誉教授 |
委 員 井上 正文 |
日本文理大学工学部建築学科 教授 |
委 員 大橋 好光 |
東京都市大学工学部建築学科 教授 |
委 員 山﨑真理子 |
名古屋大学大学院生命農学研究科 准教授 |
委 員 板垣 直行 |
秋田県立大学システム科学技術学部 教授 |
委 員 森 拓郎 |
広島大学大学院工学研究科 准教授 |
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